連珠名人戦第3局  2002年11月2日
The 3rd game of 40th Meijin Title Match.

先黒 長谷川一人九段 − 白 山口 真琴七段
[TB](B) Hasegawa 9Dan -(W) Yamaguchi 7Dan

長谷川九段執念の1勝!!


山口七段(左) VS 長谷川九段(右) 

東京での二連戦に引き続き第三局が11月2日(土)、兵庫県尼崎市産業郷土会館にて行われた。 両対局者にとっては低段者の頃お互いに凌ぎを削った会場でもあり、ここでの対局は十八年ぶり。 午前9時半に対局開始となった。 仮先は長谷川九段。珠型は第一局と同じ『疎星』。 黒5の作戦を山口七段が選択。 白が優勢と巷ではそう言われている5珠だが、黒にも何か作戦があるのだろうか? 序盤、白14まででいわゆる一つの定型となり、白がまずはこの対局の主導権を奪取。 しかし以後、黒が白の攻撃を正確な読みで一つ一つを堅実に凌ぎ、黒31と利かした。 中盤に戦局は徐々に下辺へ移る中、白42に対する黒43が一路飛び出した形となり、同時に足場を作った格好になった。 44〜56までの攻めを防いだあと、待望の黒63。黒はその後着実に形を作り、終に黒75で白の山口七段が力尽きた。結果として開始から白が攻めつづけた展開となったが、最後の最後まで正確に応酬し、我慢を重ねた黒の長谷川九段の1勝となった。

珠形(Opening)
  疎星(D3)

対局日時
 2002年11月2日
 9:30 - 16:45
(途中1時間昼食休憩)


消費時間(Time)
 黒 175分
 白 140分


結果
 黒75にて白投了
 black won!

立会い
 飯尾義弘七段

時計・記録
 土居 学五段
 田村一誠1級


場所
尼崎市産業郷土会館


観戦者
 中島光男
 高川悌二
 相楽 俊
 宮川淳三
 吉川博将
 佐野美文
 飯田皓一
 蔵本嗣治
(中継担当)


【 Java appletによる棋譜表示を提供していましたが、
現在は利用できない状況になっています。 】


山口七段のコメント
「24は一路下の方が良かったかな…?。今回は別人が打っているような感覚があり、中盤でミスが目立った。」
長谷川九段のコメント
「とにかく一勝できてホッとしました。」

※解説は「連珠世界」を御参照ください。

対局直前 先後握り
序盤の勝負どころ… 序盤の光景
序盤から中盤へ… 終局直前