2004年61  名人戦運営委員長 石谷信一

 

T:全日本連珠名人戦 総括規定

1.名称

全日本連珠名人戦とし(本文中では、以下“名人戦”と呼ぶ)、下記の棋戦のことを指す。

1)名人位決定戦

2)挑戦者決定リーグ戦(通称:A級リーグ戦)

3)名人戦予選(各地区一次予選、二次予選)

 

2.実施規定の作成、変更

1)名人戦実施、実施規定の総括責任者は、名人戦運営委員長とする。

2)名人戦実施に関する諸規定は、名人戦運営委員長が必要と判断した場合や、理事会、あるいは会員等からの意見などが発生した場合、運営委員長が各地の理事、会員等の意見を集約して原案を作成する。

3)名人戦運営委員長は原案を理事会に答申し、理事会で決定する。

名人戦運営委員長:石谷 信一

 

3.運営

1)対局ルールは社団法人 日本連珠社の規定に従う。

2)名人戦の運営は各実施会場毎(各地区の一次予選、二次予選、挑戦者決定リーグ戦、名人位決定戦)に運営責任者を決め、名人戦運営委員長が文書で運営に関する権限を委嘱する。

3)運営責任者は対局日、集合時間、連絡先等を連珠世界誌上、または文書等で有資格者に連絡する。

4)運営責任者は必要に応じて運営補助者を若干名任命する事ができる。

5)運営責任者は、名人戦実施規定に則り実施する。

6)運営責任者が、対局開始時間ならびに休憩時間等について、出場者に告示を行う。

7)対局者は運営責任者の指示に従わなければならない。

8)運営責任者は、当該棋戦の運営に関する全ての権限を有し、対局に係わるトラブル等にも対応する。

 

4.提訴

1)対局者は対局に対し疑義が有る場合は、運営責任者に申し出ることができる。

2)対局者が運営責任者の処置に疑義がある場合は、名人戦運営委員長を介して、または直接、理事長に文書で提訴することが出来る。

3)理事長は理事会にはかって疑義に対する処置を決定し、文書等で回答する。

4)但し、この提訴の結果によって運営責任者の処置と異る結論となった場合も、遡って対戦結果を変更するものではない。

 

5.構成

1)名人位決定戦

【目的】 名人位を決定する。

@ 前期名人と挑戦者決定リーグの優勝者による、5番勝負で行われる。

A 名人が2.5勝以上となった場合か、あるいは挑戦者が3勝した時点で新名人が決定する。

 

2)挑戦者決定リーグ戦(A級リーグ)

【目的】 名人への挑戦者を決定する。

@ シード棋士3名と二次予選を勝上がった7名による、総当たりリーグ戦

A 優勝者が名人位決定戦に出場する

【出場者の構成】

シード選手     :3名 (前年度名人位決定戦敗者、前年度A級リーグ2位と3位)

東日本地区     :2名 (関東、甲信越、東北、北海道)

東海地区       :1名 (東海4県)

北陸・関西地区 :2名(関西、北陸)

中国・四国地区 :1名(中国、四国)

九州地区       :1名(九州、沖縄)

 

3)二次予選

【位置付け】
挑戦者決定リーグ戦(A級リーグ)出場者を決めるための各地区の最終予選である。
@各地区において、前項のA級リーグ出場人数を選出する

【出場資格】
前年度A級リーグの成績が5割以上で二次予選シードとなった者と、一次予選を勝ち上がった者

 

4)一次予選

【位置付け】
二次予選出場者を決めるための棋戦

@二次予選実施単位で実施するのを原則とする。
【補則】出場者が4名以上確実に見込める場合は、支部等で一次予選を実施することができる

この場合、支局長、支部長、運営委員長が事前に打ち合わせ、二次予選出場枠等を決める

A 一次予選のみでA級リーグ出場者を決めてはならない

 

6.出場資格

1)五段以上の正会員但し、四段以下であっても、名人戦運営委員長が認定する棋戦4)の上位者は出場できる

2)四段以下で上記に該当した人は、準会員であっても一次予選には出場できるが、二次予選以降の出場は正会員とする。

3)予選出場地区は、原則として在住する地区であるが、下記の場合は他地区からも出場できる。この場合、事前に予選実施責任者に連絡する。

@ 単身赴任等、実際の居所を複数有する場合

A 境界付近で、交通の便等の理由で近隣の他地区の方が出場しやすい

B 四段以下で出場資格を得た者の一次予選出場地区は、資格を取得した地区ではなく、在住する地区から出場できる。

C 在住する地区以外で資格を得た場合は、在住地区の一次予選の運営責任者に連絡する。

4)四段以下の認定棋戦

@ 東日本地区:彗星決定戦、新鋭トーナメント戦、関東連珠帝王戦、関東選手権戦、青森県名人戦、青森選手権戦

A 東海地区:青雲戦静岡地区予選、青雲戦東海地区予選

B 関西地区:登竜門戦、関西地区名人戦特別予備戦、北陸地区名人戦特別予備戦

C 中国四国地区:中四国新人王戦

D 九州地区:新人王戦

 

7.実施の公示

1)名人戦運営委員長は、事前に機関紙等で名人戦の実施要領、出場資格、各地区の実施責任者名等を公示する

2)各地区の予選実施責任者は、機関紙等で予選の実施日等を公示する

 

U.全日本連珠名人戦実施規定

1.名人位決定戦

1)社団法人日本連珠社を主催者とする

2)運営責任者は名人、挑戦者が在住するそれぞれの支局長が任命し、名人戦運営委員長が委嘱する。

3)実施会場は、名人又は挑戦者の在住地区を原則とする。

4)対局は原則として、1日1局とする。

5)名人位決定戦は、第1局、第2局を2日連続で、第3局、第4局を2日連続で実施する。

*止むを得ない事情がある場合は、運営責任者の判断で変更できる。

6)第1局、第2局は、10月の祝日を含む、土、日、月のいずれか2日に実施する。

7)第3局、第4局は11月中に実施する。

8)第5局は12月に実施する。

9)日程は、名人戦運営委員長が5月までに開催される理事会に提案し決定する。

10)対戦者に止むを得ない事情がある場合は、運営責任者の判断で日程を変更できる。

11)会場、対局開始時間等は両対局者の事情を考慮したうえで、両支局の運営責任者が決定する。

12)挑戦者決定リーグ戦の優勝者(挑戦者)と名人による、5番勝負とする。

13)持ち時間は、各210分とし、時間切れ後1手1分の秒読みとする。

14)仮先、仮後は奇数局で握り、偶数局では仮先後を交替する。

15)食事休憩は、運営責任者が決める。

16)名人が2.5勝以上となった場合か、挑戦者が3勝した時点で終了とし、以後の対局は行わない。

 

2.挑戦者決定リーグ戦(A級リーグ)

1)社団法人日本連珠社を主催とする。

2)名人戦運営委員長が運営責任者、運営担当者を委嘱する。

3)シード棋士3名と二次予選を勝上がった7名による、総当たりリーグ戦とする。

4)対局組合せは、前日抽選で行い、仮先、仮後も抽選時に決定する。

5)原則として1日3局とするが、同点決勝等を行う場合は、4局以上となることを妨げない。

6)持ち時間は、各120分とし、時間切れ後は、10手10分とする。

7)同点決勝等では、運営責任者が状況に応じて、持ち時間を短縮することができる。

8)勝を1.0点、引分けを0.5点、負けを0.0点として勝ち点を計算する。

9)勝ち点が同じ場合は、前期A級リーグの上位者を上位とする。

10)  前項について前期A級リーグで同順位で有った場合または当該者が共に前期A級リーグに出場していない場合は、同順位とする。

11)  但し、挑戦権または、次期A級リーグへのシード権が懸かっている場合は、前2項に係わりなく決定戦を行う。

12)  優勝者が名人への挑戦権を獲得する。

13)  上位3名を次期A級リーグへシードとする。

14)  勝率5割以上を、翌期の二次予選へシードとする。

15)  特別の理由の無い場合、時計操作は対局者本人が着手した手で行う。

16)  戦譜の記録は対局者本人が行い、対局終了後両者で確認し提出する。

補則1.厳密に1手毎に記録する義務は負わない。残り時間が10分を切った場合、局後に書いて良い。

補則2.運営担当者が記録することを妨げない。

 

3.二次予選

1)運営責任者は各地の支局長が任命し、名人戦運営委員長が委嘱する。

2)実施方法は各地区運営責任者に委ねる。

下記ガイドラインは目標として掲げるが、各地の実情に合わせて実施する。

【二次予選ガイドライン】

1)A級リーグ出場枠が2名の地区は、6名による総当りとする。

2)出場枠が1名の地区は、4名による総当り2番勝負とする。

3)持ち時間は、60分以上とし、切れ後10手10分とする。

 

4.一次予選

1)運営責任者は各地の支局が任命し、名人戦運営委員長が委嘱する。

2)実施方法は各地区運営責任者に委ねる。

下記ガイドラインは目標として掲げるが、各地の実情に合わせて実施する。

【一次予選ガイドライン】

1)スイスシステムで運営され、4局以上対戦する。

2)参加者が奇数の場合の空き番は、勝ちとして扱う。

3)持ち時間は、40分以上とし、切れ後10手5分以上とする。

以上

 

平成16年5月29日  平成16年度第1回理事会決議