
<第38期名人位挑戦手合い五番勝負 棋譜>2000.10.15〜12.3
中村 茂名人(東京)VS 長谷川一人 九段(兵庫)
【第1局・00年10月15日 京都連珠会本部】
仮先黒 名人 中村茂
白 九段 長谷川一人
黒27にて白投了
名人の仮先・黒番疎星。A・メリティ世界チャンピオンの新手黒9を名人が打ち、挑戦者も白14の新手で切り返すが、白16の凡手で黒17から追詰めとなり、あっというまに勝負がついてしまった。挑戦者にとって、まことに不本意な立ち上がりのつまづきであった。
第2局・00年11月2日 向山庭園】
黒 中村 茂
仮先白 長谷川一人
黒37にて白投了
「向山庭園」は東京・練馬区豊島園の遊園地のすぐ隣にあり、緑に囲まれた美しい純和風の庭園である。
中村「白24でAに防ぐべきだったのでは…」
長谷川「それだと黒25と突き出された時白Bが絶対となり、自信が持てなかった。せめて白は28でCに防ぐべきだった」

【第3局・00年12月3日 京都連珠会本部】
仮先黒 中村茂
白 長谷川一人
90にて満局(引き分け)
中村「今期は2勝していても自信が無かった。今日の一番が最も不出来な局だった。前半は上手く打てたと思っていたが、中盤から乱れてしまった。ラッキーだった。」
長谷川「今日は出来がよかったが、コレまでがひどかった。」
かくして、中村名人の2勝1分となり、中村名人の防衛が決定した。